飲食業から介護へ転職

未経験からの挑戦
「よろしくお願いします。」取材の冒頭、少し緊張した面持ちで田口かおりさんが自己紹介をする。百年の森函館で介護職員として働く彼女は、実務者研修を終え、現在は介護福祉士の資格取得を目指しながら、日々の業務に励んでいる。未経験からのスタートだったが、その挑戦の背景には強い意志と学び続ける姿勢があった。働きながら学ぶことは大変だが、職場のサポートもあり、少しずつ自信がついてきたという。
飲食業から介護の世界へ
もともと飲食業で働いていた田口さん。接客業の経験を活かせると思い介護業界へ転職したものの、現場に立つと想像以上の体力的・精神的な大変さに圧倒された。しかし、利用者様の笑顔や「ありがとう」の言葉が励みとなり、やりがいを感じるようになった。食事介助の際には、飲食業で培った知識を活かし、より美味しく安全に食事を楽しんでもらえる工夫もしている。今では、介護の仕事が天職だと感じるほどに成長した。
介護の魅力
「利用者様とのコミュニケーションが何より楽しいんです」と田口さんは笑顔で語る。特にレクリエーションの時間は、利用者様と一緒に笑い合える貴重なひとときだという。何気ない会話の中で、利用者様が自分の話を覚えていてくれたり、信頼関係が築かれていく瞬間に喜びを感じる。さらに、利用者様ができることを増やせるよう支援することにもやりがいを感じるという。介護は単なる仕事ではなく、人と人との温かいつながりを実感できる職業だと話す。
仲間と共に成長
「個性豊かな仲間に支えられています。」職場の人間関係が良好で、お互いを尊重し合いながら働ける環境があるという。意見の違いが生まれることもあるが、すぐに話し合い解決できる風土があり、チームワークを大切にしている。定期的なミーティングでは、業務の改善点を話し合い、より良いケアを提供できるよう努めている。先輩からのアドバイスも多く、新しい知識や技術を学びながら成長できる環境が整っている。
仕事のやりがい
介護の仕事は大変なことも多いが、その分やりがいも大きい。利用者様の生活を支えながら、一緒に成長できることが魅力だと語る田口さん。特に、リハビリを通じて利用者様が「できること」が増えていく姿を見ると、大きな達成感を感じるという。また、家族から感謝の言葉をもらうこともあり、自分の仕事が誰かの役に立っていることを実感できる。利用者様の人生に寄り添う仕事だからこそ、日々の関わりが深い喜びにつながるのだ。
これから仲間になる方へ
最後に、これから百年の森函館に加わる仲間へメッセージをもらった。「個性豊かな仲間が待っています。明るく、ノリのいい方、そして歌が好きな方、大歓迎です!」と笑顔で語る田口さん。その言葉からは、和気あいあいとした職場の雰囲気と、支え合いながら働く仲間の温かさが伝わってきた。未経験でも挑戦できる環境が整っており、研修や資格取得の支援も充実している。人と関わることが好きな方、誰かの役に立ちたいと思っている方には、ぜひチャレンジしてほしい職場だ。
(Tel:0138-83-8232/Fax:0138-41-4811)
通所介護・居宅介護支援・児童発達支援・就労継続支援B型と4業態をミックスした多世代複合施設『百年の森 函館』
通所介護では、利用者様が『役割』や『生きがい』を感じながら、充実した生活を送れるよう特化したリハビリを提供しています。生活の質を向上させるサポートを通じて、地域の皆さまが笑顔で過ごせる場所を目指しています。