WOOD GARDEN

WOOD GARDENは、「緑豊かな環境」「心身のリフレッシュ」「在宅生活のサポート」という3つの柱で構成されています。施設名に込めたのは、木々に抱かれた穏やかな「庭」であり続けるという決意です。利用者様が「自分らしさ」を取り戻し、笑顔で過ごせる基盤を整えること。それが、WOOD GARDENが提供する価値の根幹です。
自然と共生するこの環境は、利用者の生活の質(QOL)に劇的な変化をもたらします。在宅継続の壁となる周辺症状(BPSD)を和らげ、利用者のみならず、支えるご家族の人生にも「ゆとり」と「平穏」を取り戻す。WOOD GARDENは、地域における認知症ケアの新たなスタンダードを確立します。
目次
- 独自価値の源泉:認知症特化型「ネイチャーセラピー」の科学と感性
- 専門性による「最後の砦」 -困難事例を拒まない受け入れ体制-
- 施設構成と日常:本館・別邸で営まれる「生活リハビリ」
- ご家族の負担を軽減する「シームレスな」サポート
- 【編集後記】
独自価値の源泉:認知症特化型「ネイチャーセラピー」の科学と感性
―大自然という環境は、単なる背景に過ぎないのでしょうか?―
WOOD GARDENの核心は、環境そのものを「ケアの力」に変えるアプローチにあります。これは医学的・心理学的知見に基づき、認知症の進行を穏やかにするための「能動的な介入」です。
五感を呼び覚ます刺激とBPSDの軽減。森の息吹を感じさせる澄んだ空気、木々のざわめき、そして心を整える「滝の音」。さらに、敷地内を駆け回る野生のリスや、水辺に遊ぶカモやコイ。これらの豊かな刺激は、言葉によるコミュニケーションが困難になった方にもダイレクトに届き、特有の不安や焦燥感を和らげる深い安心感をもたらします。
「生活の場」がそのままリハビリになる 園芸での土の感触、広大な敷地の散歩といった日常の活動は、無理のない身体機能の維持に直結します。自然に触れる喜びが自発的な意欲を呼び起こし、無意識のうちに心身が活性化される。これこそが、WOOD GARDENが提唱する「生活リハビリ」の真髄です。
利用者様へ実施したアンケートでは、「自然の中で体を動かすことで元気が出る」「五感を使った活動が心地よい」「活動への意欲がつながる」といった全ての項目で100%の肯定回答をいただいています。この実績こそが、地域から信頼を寄せられる最大の理由です。
専門性による「最後の砦」 -困難事例を拒まない受け入れ体制-
―周辺症状が重く、どこにも受け入れ先が見つからない……。そんな現場の行き詰まりに対し、WOOD GARDENはどのようにして「最後の砦」としての役割を果たしているのでしょうか?―
「周辺症状が重く、受け入れ先が見つからない」――。そんなケアマネジャー様や病院の地域連携室の方々が直面する切実な課題に対し、WOOD GARDENは解決策を提示する「最後の砦」として機能します。
WOOD GARDENの強みは、看護師や介護福祉士・介護職員といった専門職チームが、医療的根拠に基づいた多角的なアプローチで個別性の高いケアを実践できる点にあります。その専門性を背景に、困難事例においても「状態を理由に扉を閉ざさない」姿勢を貫きます。これにより、現場の担当者様が抱える「出口戦略」へのプレッシャーを即座に解消し、スムーズな受け入れを実現いたします。
また、医療機関が求めるスピード感を熟知しています。退院調整における迅速なレスポンスと緊密な連携は、地域医療・介護インフラとしての責務。困難な状況にある方を受け入れることで、地域全体の安心感を底上げし、セーフティネットとしての役割を確固たる覚悟で果たしています。
施設構成と日常:本館・別邸で営まれる「生活リハビリ」
―施設に入れられたという感覚ではなく、「友人の家へ遊びに行く」ような日常は可能なのでしょうか?-
WOOD GARDENでは、画一的な「施設」という空気感を徹底して排除し、まるで「友人の家」を訪れるような感覚で過ごせる住宅型の環境を整えています。
同じ敷地内には、定員12名の「本館」と10名の「別邸」という、異なる2つの住まいを用意しています。いずれも少人数制のアットホームな空間であり、利用者様はご自身の好みやその日の気分に合わせた場所で、自分らしい過ごし方を選択することが可能です。
ここでの一日は、木々の香りとスタッフの笑顔に包まれる朝から始まります。まずは森の景色を眺めながらゆったりとティータイムを楽しみ、昼食には季節の彩り豊かな献立を堪能。午後は、麻雀や将棋、作業活動といった個別の趣味活動から、活気あふれるレクリエーションまで、思い思いの時間を過ごします。そして夕方の「帰りの会」を経て、一日の充実感と共に心地よい疲労感を持って帰路につく――。
この「家から家へ」とつながる自然な生活リズムこそが、利用者様の自己効力感を高め、住み慣れた場所での在宅生活を継続させるための大きな源泉となっています。
ご家族の負担を軽減する「シームレスな」サポート
―介護は家族だけで背負うものではない――。そう思わせてくれる、日々の負担を減らす工夫や、利用者の状態が変化しても途切れない「安心のサイクル」について教えてください。―
WOOD GARDENでは、地域との強固な連携を基盤に、ご家族が介護の負担から解放され、純粋に「家族としての時間」を楽しめる体制を追求しています。
その象徴的な取り組みが、ご家族の日常にゆとりを生む「手ぶらでOK」の衣服預かりサービスです。衣替えや毎回の洗濯といった手間をすべてWOOD GARDENが引き受けることで、ご家族は家事の負担に追われることなくなります。さらに、夕食の提供サービスや訪問理美容など、ご家族の「あったらいいな」に応える充実したサポートを整えています。
また、WOOD GARDENは利用者様の「心の継続性」を大切にしています。法人内の帯広市総合ケアセンター 百年の森(予防・身体ケア)からWOOD GARDEN(認知症ケア)へ移行する際、それまでの歩みや性格、こだわり、そしてご家族の想いはすべて詳細に共有されます。環境が変わっても関係性が「ゼロ」にリセットされることはありません。この「ゼロ・リセット」のない移行サイクルにより、利用者は混乱することなく穏やかに新しい環境に馴染み、ご家族も「自分たちを分かってくれている」という深い安心感の中でお任せいただけるのです。
【編集後記】
認知症ケアにおいて、私たちはつい「できないこと」への対策に目を奪われがちです。しかし、WOOD GARDENが大切にしているのは、その人が持つ「生きる力」を鮮やかに引き出すこと。十勝の広大な自然のなかで五感を呼び覚まし、すべてを受け入れる「圧倒的な肯定感」がここにはあります。
利用者様アンケートの「満足度100%」という数字は、お一人おひとりが自分らしさを取り戻し、ふたたび笑顔になれた瞬間の積み重ねに他なりません。困難な状況にも「最後の砦」として向き合う力強い覚悟と、ご家族の洗濯物ひとつにまで心を配る温かな眼差し。
「ここに来れば、また笑顔になれる」。 そう心から信じさせてくれるWOOD GARDENの存在は、不安を抱えるご家族にとって、そしてこの地域全体にとって、これからもかけがえのない「希望の光」であり続けるでしょう。

【所在地】 〒080-0026 帯広市西16条南6丁目30 -18
【電話番号】0155-35-0031
【運営法人】株式会社3eee
【営業時間】平日・祝日 8:30~17:30
【定休日】 日曜日、年末年始