塾講師が福祉の現場へ転身

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異業種からの転身:子どもたちへの熱い思い
笠原さんが現在の児童発達支援・放課後等デイサービスの仕事に就いたきっかけは、教員や塾講師をしていた頃に出会った学童保育の仕事でした。発達に課題を抱える子どもたちと関わる中で、「何とかしたい」という想いが芽生え、福祉の道に興味を持ち始めたといいます。中学校社会科と高校公民の教員免許を持つ笠原さんですが、教員採用試験には縁がなく、受験者数が最多だった第二次ベビーブーム世代の厳しい現実も背景にありました。
支援のやりがいと苦悩
現在の仕事に就いて約6~7年となる笠原さん。子どもたちと遊んで、彼らが「楽しかった」と思ってくれることにやりがいを感じると言います。「子どもたちと遊んでみて、『楽しかった』と思ってもらえたら良かったなと感じるんです。今は毎日アイデアを出すのに苦労していますが、そこにやりがいを感じています」と、やりがいと苦悩が隣り合わせであることを明かしました。しかし一方で、療育のアイデアが毎日枯渇することに苦悩しているそうです。「アイデアが出てこないんです。毎日それには本当に悩んでいます」と、正直な気持ちを吐露しました。
アイデアに悩むことも多い笠原さんですが、その壁を乗り越えるために日々情報収集を続けています。「正直、周りの人に頼っていますし、ネットやYouTube、本などからヒントを得ています」と話し、休日には図書館にも足を運ぶなど、仕事と趣味を兼ねた学びの時間を大切にしている様子が伝わってきました。
趣味は映画鑑賞とプロ野球観戦
笠原さんの一番の趣味は、何といっても映画鑑賞。「一番多いのは映画ですね」と笑顔で話してくれました。
気になる作品があれば、なんと札幌まで足を運ぶほどの熱意ぶり。「ここで上映していない、どうしても見たい映画は札幌まで行きます」とのこと。今年の1月には、1ヶ月で5本もの映画を鑑賞したそうで、「1月は5本くらい見ましたね」と映画愛が伝わってきます。
笠原さんのもう一つの趣味はプロ野球観戦で、福岡ソフトバンクホークスの30年来のファン。「移転前からのファンなんです」と笑顔で話します。時には北海道日本ハムファイターズファンの友人とエスコンフィールドへ観戦に行くこともあり、「座席は別々ですが、帰り道もお互いのチームの話で盛り上がります」と楽しそうに語ってくれました。
映画と野球観戦という2つの趣味が、笠原さんの日々のリフレッシュとなり、仕事にも良い影響を与えているようです。
子どもたちの未来を見据えて、そして温かい施設づくりを目指して
笠原さんが今後の目標として語ってくれたのは、自身の経験を活かし、子どもたちの学校生活や就職の場面で困らないようサポートすること。「私も教育や塾の分野にいたので、子どもたちが学校や就職で困らないように支えていけたらと思っています」と、将来を見据えた想いを話してくれました。
また、特別なイベントだけでなく、日常的な活動を大切にすることも目標の一つです。「先日も桜餅を作ったりしましたが、そういう日常の中で、一緒に何かをすることで、かしこまらずに自然とみんなが関われるような雰囲気になればいいなと思っています」と、語る笠原さん。
誰もが安心して過ごせる温かい雰囲気の施設づくりを目指して、日々の関わりを大切にしている様子が印象的でした。
(Tel:0155-22-7522/Fax:0155-22-7523)
共生型施設
自立支援型の特殊浴槽を導入し、中重度者の多様なニーズにこたえるデイサービスです。広い面積を有し、日常生活を取り戻すことを目的としたケアをはじめ、機能・能力訓練に力を入れています。リハビリ特化型デイサービスの運営で培ったノウハウを生かし、中重度の方が改善した後も継続して通所していただけるプログラムをご用意しております。
また、共生型サービスとして高齢者と障がい児童の幼者統合ケアをおこないます。高齢者は世代間交流の中で一人ひとりの役割を実践する事で生きがいを見出し、児童は家庭や学校だけに限定されがちな人間関係の拡大を目指します。