子どもたちと育む成長

花谷麻衣さんは、東京で児童発達支援に従事していた経験を持ちます。「東京では、時間に追われる日々でした。送迎時間や電車の時間に合わせて、利用者のご家庭と調整しながら子どもたちにサービスを提供していました。そうした環境で学んだことも多かったですが、結婚を機に函館に戻ることになり、今の仕事に出会いました。」と振り返ります。東京では仕事の時間に追われることが多く、その反面、子どもたちと向き合う時間が限られていたと感じていたという。

函館での転職当初、花谷さんには不安もありました。「最初は新しい環境に対する不安がありました。ですが、百年の森函館では、午前・午後に分かれていた以前の勤務形態と違って、1日を通して子どもたちとじっくり関わることができるという点が大きな魅力でした。」と語ります。初めての転職で不安を感じていたものの、施設内では上司や同僚がしっかりとサポートしてくれ、すぐに仕事に慣れることができたとのこと。特に、職員同士の協力体制がとても心強かったと感じているそうです。

百年の森函館の特徴的な点は、多世代が交流する機会が豊富なことです。花谷さんは「ここでは子どもたちが高齢者と自然に関わることができるのがとても素晴らしいと思っています。家庭ではなかなか経験できない、年齢や世代を超えた交流ができるのが、百年の森函館の大きな魅力です。」と話します。特に、休憩時間などに高齢者と遊んだり、コミュニケーションを取ったりすることが子どもたちにとっても非常に有意義な時間となっていると感じているそうです。

「毎日、子どもたちが少しでも成長して帰れることを目指して、日々取り組んでいます。昨日できなかったことが今日できるようになる瞬間を見届けることができるのが、この仕事のやりがいです。」と語る花谷さん。彼女が最もこだわっているのは、子どもたちがその日1日の中で新しいことを達成できるよう、個々の成長を見守りながら支援することです。子どもたちができるようになったことを共に喜び、次へのステップへと繋げていく、その過程に大きなやりがいを感じているという。

花谷さんは、新しい仲間を歓迎する気持ちを強く持っています。「百年の森函館では、全職員が協力し合い、良い雰囲気で働いています。新たに加わるスタッフも、必ずみんなと一緒に成長し、楽しく仕事ができる環境が整っています。新しい仲間を迎え、さらに良い環境を作り上げていきたいと考えていますので、ぜひ一緒に働いてみてください。」と、未来の仲間たちに温かいメッセージを送りました。