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風向きを変えた出会い

介護業界への歩み

馬場修平さんは、元々老健(介護老人保健施設)でケアマネージャーとして5年間勤務していました。営業活動を通じて多くのケアマネ仲間や施設と関わる中で、ある日、管理者不在となる施設の運営を任されることになりました。

 

「利用者様が減少し、職員もギリギリの状態でしたが、1年から1年半かけて信頼関係を築き、利用者様は充足、職員も定数に達しました。その結果、施設の運営は安定し、地域からの評価も向上しました。」

 

しかし、その後の退去や職員の退職が続き、管理者としての難しさを痛感しました。職員のモチベーション維持やチームワークの重要性を改めて実感する中で、田中社長との出会いが大きな転機となりました。田中社長の考え方や経営方針に共感し、新たな環境で挑戦することを決意しました。

環境の変化と働く喜び

新しい施設では、利用者様の獲得や職員の定着に成功し始めています。馬場さんは、利用者様や職員の管理だけでなく、職員の家族のことまで考えることが重要だと語ります。

「田中社長との出会いで、施設の風向きが大きく変わりました。経営方針の明確化や職員教育の充実により、職員の退職がなくなり、利用者様の稼働率も向上しています。」

また、馬場さん自身もこの環境を気に入り、日々感謝しながら仕事を楽しんでいます。施設内のコミュニケーションが活発になり、職員同士の連携が強まることで、利用者様に提供できるサービスの質も向上しました。職員一人ひとりが自分の役割を意識し、チーム全体で目標を共有することで、働きがいのある環境が整いつつあります。

施設で働くことへの想い

馬場さんは、幼少期に祖母が民宿を営んでいた影響もあり、もともと人との関わりには抵抗がなかったといいます。

 

「環境を変えて新しい挑戦をしたいと思っていたタイミングで、この施設と出会いました。これまでの経験を活かしながら、新たな価値を生み出せる場だと感じています。」

 

現在の施設は立地的に中心部から離れているため、利用者様が集まりにくい面もありますが、スタッフとともに日々努力を重ねています。地域の特性を活かした独自のサービスやイベントを企画することで、施設の魅力を高め、利用者様やご家族の満足度向上に努めています。

 

また、職員のスキルアップにも力を入れ、定期的な研修や情報共有を通じて、チーム全体の成長を促しています。こうした取り組みにより、施設の価値を高めることができると確信しています。

未来への展望

「5年後、10年後、20年後の事業所の継続を見据えて、主任ケアマネの資格も取得しました。」

職員の働きやすい環境を整え、利用者様にとってより良いサービスを提供できる施設を目指しています。そのためには、施設運営の効率化や新たなサービスの導入が不可欠であり、常に改善を意識しながら取り組んでいます。

「一気に変えるのではなく、持続可能な施設運営を意識しながら、一歩ずつ前進していきたいですね。」

職員や利用者様と共に、より良い施設づくりに取り組む馬場さん。その姿勢が、これからの介護業界に新たな風を吹かせることでしょう。

凪と汐風 管理者
(〒041-0251 函館市小安町692番地1)
(Tel:0138-83-8814/Fax:0138-83-8834)

小規模多機能型居宅介護・有料老人ホーム・グループホーム

海と山に囲まれた自然豊かな環境の中で、心穏やかな生活をサポートします。利用者様一人ひとりのペースに合わせた温かな介護サービスを提供し、安心して過ごせる空間を大切にしています。自然の恵みを感じながら、心身ともに健やかな毎日を支える場所です。